2012年1月10日。土佐山アカデミーがついに開講しました。
2011年8月にベルリンから帰国してはや半年。今の社会や価値観のままではいけないのが誰の目にも明らかとなり、しかし何も変わらない状況に苛立を覚えつつも、一歩一歩確実に前進してきたつもりです。
そして今、土佐山アカデミーの一員として、次の社会を共につくっていく七人の仲間たちをここ土佐山に迎え入れ、こうしてプログラムを開始できる事を本当に嬉しく思います。
私たちの日々の活動の記録はFacebookページで更新していますので是非ご覧下さい!
2011年10月16日に京都のCafe Froschにて開催したイベント・ワークショップの報告です。
あの場を一緒に創ってくれた参加者の皆さんには本当に感謝。土佐山アカデミーとしても、これからの可能性を感じたイベントでした。来て下さった皆さん、ありがとうございました!
土佐山アカデミーにとって初となる、10月15日の東京でのイベントの様子。
スタッフ3名が東京入りし、土佐山アカデミーのビジョンやプログラムを紹介、さらに、SWITCHパブリッシング代表の新井敏紀さんをゲストとしてお迎えし、土佐山アカデミーの内野加奈子、ジョン・ムーアを交えて、「自然の一部として生きる文化」をテーマにトークセッションを開きました。土佐山の有機しょうがと清流鏡川の水で作られた鏡川ジンジャーエールも大好評。 多くの方に来て頂き、とても貴重な空間になりました。
7月29日をもってDWDによるシミュレーションの発表が終了しました。
ドイツ気象局までメール(info@dwd.de)にてご要望をお送り下さい。多くの方々がDWDの予測を必要としている事を伝える事が目的ですので簡単な英語で構いません。是非皆さんの感謝の声をドイツ気象局まで届けて下さい。
ですから出来る限りご自分の言葉を届ける事が重要です。言葉の壁があってどうしてもそれが難しい場合は参考までにドイツ語と英語で要望文を書いてみました。複製・改変してご自由にお使い下さい。
ドイツの気象機関(つまりドイツ国民の税金)を頼るというある種の罪悪感を払拭する為にも、是非私達の政府にも要請をしていきましょう。
- - - - - - ドイツ語 - - - - - -
Sehr geehrtes DWD Team,
Ihre Simulation der Ausbreitung von radioaktiver Partikel hilft mir jeden Tag um die Situation von objektivem Blickpunkt zu erfassen. Information wie dies ist wesentlich für Bevölkerung aber japanische Regierung bietet uns sie nicht an.
Ich möchte Ihnen bei dieser Gelegenheit mitteilen dass ich und auch viele Menschen in Japan Ihnen für Ihre Leistung und Mühe sehr Dankbar sind und bitte ich Ihnen daher um weitere Veröffentlichung der Grafiken.
Vielen Dank dass Sie dies gelesen haben.
Mit freundlichen Grüßen,
(名前)
- - - - - - 英語 - - - - - -
Dear DWD team,
Your Simulation of distribution of radioactive particle helps me everyday to grasp the situation from an objective view point. Information like this is essential for inhabitants but that’s what japanese government doesn’t provide.
I’d like to tell you in this opportunity that I, and many people in Japan as well, thank you very much for your achievement and effort and therefore I request you to keep publishing the simulation.
Thank you for reading this.
Sincerely,
(名前)
- - - - - - 上記の和訳 - - - - - -
DWDチーム様、
客観的に状況を捉える為、貴殿の放射性粒子拡散予測に毎日助けてもらっています。このような情報は住民にとって極めて重要ですが日本政府はこれを私達には提供しません。
この機会に、私を初めとする多くの日本の方々が貴殿の為されているお仕事と苦心に感謝をしているという事をお伝えしたいと思います。そしてそれ故に、シミュレーションの発表の継続を要望します。
このメールを読んで下さりどうもありがとうございました。
敬具
(名前)
今、子供達を守る為の全国ネットワークを構築しようとしている方々がいらっしゃいます。
7月12日にはキックオフミーティングも開催されるそうです。
詳しくはこちらのサイトをご覧下さい。
ミーティングへの参加登録や賛同メッセージも現在サイト上で募集されています。
行政の対応が後手後手になっていて、本来は最優先されるべきはずの「子供達を守る」という大人として最低限の責任すらも忘れられているかのような現状を変える為にはこうした市民同士の全国ネットワークが必要不可欠だと思います。どんどん拡げて行きましょう!
3月末から続けてきたドイツ気象局拡散予測の予報文の更新は5月31日をもって終了してしまいました。DWDのシミュレーション自体は今のところは引き続き更新されますが、これも時間の問題でしょう。DWDに対して何故今予報文の更新をやめるのか?という意見もあるかとは思いますが、そもそもドイツの気象機関が何故日本の為の予測を続けているのでしょう?日本政府を含め私達は事故当事国として近隣国に対しての情報開示責任を自問するべきではないでしょうか?
福島第一原発の本当の状況は私達一般市民には知る事が出来ませんし、関係者や専門家の皆さんの中にも状況を完全に把握している人間は恐らく一人も居ないでしょう。しかし事故の収束には長い時間が掛かるだろうという事が誰の目にも明らかとなった今、少しでも被曝を避ける為の対策や情報提供は日常生活に必要不可欠であり、放射性粒子の拡散予測はその筆頭に挙げられます。
文部科学省が開発してきた「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」はこちらでその予測結果が公表されています。しかしこれはあくまでも事後報告であり、地域住民の安全を守る為にされるべき「予測」を「事後報告」する事ほど意味の無いものはありません。
この先今の様な状態で政府からの充分な情報提供が無いままに、いつまでも他国の気象機関の予測のみに頼っていては余計な混乱を助長するだけでしょう。それを避ける為にもSPEEDIの予測と共に医師や専門家による被曝に対する対策方法も発表されるべきであり、分かりやすい形で天気予報と一緒に毎日発表される事が求められています。
そこで今、文部科学省と首相官邸に対してSPEEDIの予測結果の即時発表を要請しませんか?
文部科学省のサイトから:お問い合せフォームはこちら
お電話の場合:03-5253-4111(内線4604、4605)
文部科学省原子力災害対策支援本部
堀田(ほりた)氏、新田(にった)氏、奥(おく)氏
または首相官邸へ:お問い合せフォームはこちら
以下のツイッターボタンからも直接メッセージを送れます。
首相官邸
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文部科学省
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厚生労働省
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NHK 科学文化部
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一人一人の声は小さいものかも知れませんが、それが例えば数万と集れば無視出来ないものになるはずです。インターネットや電話を通して私達の声を直接行政に届けましょう。
要請を出して下さった方は可能であれば、もちろん匿名で構いませんので、その内容をこちらにコメントとして残して頂けませんか?私達の要望を目に見える形にして共有する事で訴えられる事もあると思います。
オーストリア気象地球力学研究所(正式名称:Zentralanstalt für Meteorologie und Geodynamik、通称:ZAMG)はオーストリア科学研究省に属する、1981年に創設された世界初の気象研究機関です。世界気象機関(WMO)からはオーストリアを代表する研究機関として認められています。
ZAMGは福島第一原発での事故後3月12日の時点で最初の拡散予想を発表しました。それ以来現在までシミュレーションの更新を続けて来ておりサイトトップページ下部の最新情報(Neue Informationen)からは過去の全予測が更新履歴として閲覧できるようになっています。ここでは先ずこの更新履歴から読み取る事の出来るこれまでの流れを翻訳紹介していきます。
ZAMGは3月15日から世界気象機関(WMO)の依頼を受けてウィーンにある国際原子力機関(IAEA)の事故および緊急事態対応センター(IEC)に詳細な拡散シミュレーションと気象情報を提供しています。
この15日の時点では放出源の放射線量が不明であった為、このシミュレーションは希釈度と気流による粒子の移動のみを表しているとの注意書きがしてあります。(この時点ではドイツ気象局による分布シミュレーションと同様。)
16日には事故後最初の包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)による放射性核種の観測結果がZAMGに届いており、22日の更新ではその観測値を基にZAMGが算出したおおまかな推定総放出量が発表されています。それによるとこの時点でのヨウ素131の推定総放出量は4 1017でこれはチェルノブイリでの総放出量の20%にあたるそうです。セシウム137に関しては3 1015から3 1016ベクレルの推定総放出量が見込まれ、これはチェルノブイリでの総放出量の20%から60%に昇る可能性がある事も指摘されています。
24日の更新ではZAMGの計算による実効線量の推定値も発表されています。それによると福島第一原子力発電所周辺の推定実効線量は毎時1〜5シーベルトと算出されており、これはIAEAのデータとも一致しているそうです。実際の観測値ではなくあくまで推定の実効線量ではありますが、少なくとも放出源の実効線量がシミュレーションにおいても設定されているという点でこちらの拡散予測はドイツ気象局のものとは異なったものとなります。
25日の更新ではCTBTOによる観測についての説明がありました。以下要約です。
「CTBTOは群馬県高崎を含む60の観測所を世界中に配置しており、高精度で放射線を検知することができます。一方で国内(オーストリア)における放射線監視システムに比べるとその密度は低く、各観測所で放射性物質が検知されたからといって即ち健康への被害を意味するわけではありませんし、健康を害するレベルの放射能が観測所において検知された事はこれまでありません。実効線量の測定は行っておらず、ヨウ素131やセシウム137の様な個々の放射性同位体の大気中の密度を観測するのみとなります。これまで(事故から2週間)の間に世界中にある24の観測所で福島からの放射性物質が検知されており、これは粒子が極めて希釈された状態で気流に乗り北半球全体へと行き渡っている事を示しています。」
更に30日の更新にシミュレーション条件についての記述があります。福島第一からのヨウ素131の推定放出量が一日あたり1017ベクレルであり、その値に基づいてシミュレーションされています。拡散モデルには欧州中期気象予報センター(ECMWF)の気象データに基づくFLEXPARTのバージョン8(訳注:FLEXPARTはノルウェー気象庁によって開発された粒子拡散モデル)を使用しており、粒子の自然降下(降雨によるものも含む)も充分に考慮されているそうです。
シミュレーションの精度を検証する為にZAMGでは、下記の様なCTBTO各観測所での実際の観測値とZAMGによる予想値との比較という事も行っています。青のグラフが実際の観測値、赤がZAMGによる予想値になります。

以上の様な過程を経て現在は粒子拡散予測用特設ページが設けられており拡散予想図と日本上空の天気予報が毎日更新されています。本ページの右上にZAMGの特設ページ上にある情報の翻訳を掲載しています。
この図が何を表しているのかをご理解して頂く為に先ずは左の解説をお読み下さい。
この予測図は福島原子力発電所における事故:放射性物質(ヨウ素131)拡散予測(訳注:大気中)
※図中で示されているUTC(協定世界時)に9時間を足したものが日本標準時となります。
現時点では五色によって段階付けされており、
Aエリア(紫):最大毎時0.3マイクロシーベルトの推定実効線量(自然界における通常放射線量の最大値に相当)
Bエリア(青):最大毎時3マイクロシーベルトの推定放射線量
Eエリア(橙):推定最大実効線量毎時3ミリシーベルト(これは福島第一原発を中心にした25キロ平方メートルの区域内での実効線量の推定最大値)
となります。
新たな観測結果(訳注:CTBTOによる)が出された場合はその都度この図に適用されます。
事故現場においての放射線量は現在減少してきており実際の影響範囲はこの図よりも狭まるであろう事に注意して下さい。
CTBTOの基局による観測値を基にして放出源の実効線量が算出されていますが、CTBTOの観測所は日本国内に一箇所しかなく、各色のエリア内で実際に計測された値は必ずしも反映されていないという事に注意しなければなりません。
以上を理解して頂いた上で、他国の気象機関によるシミュレーションに対する比較対象になればと思います。
昨日28日、ドイツの21都市で脱原発デモがありました。今回の総参加者数は報道によるとドイツ全土で16万人、ベルリンだけでも2万5千人という事でした。ドイツ国内では日本や福島第一原発に関する報道は以前に比べると落ち着いてきた印象がありますが、エネルギー政策に関するドイツ市民の関心は依然高い事がこの参加者数からも伝わると思います。メルケル首相はエネルギー政策を脱原発へと転換していますが、市民が求めているのは全ての原発の即刻停止です。ドイツのこの動き日本でも報道される事を願います。

デモはベルリンの市庁舎前から出発して中心通りを進みます。

こちらが先頭。ベルリンらしくBGMは終始ミニマルテクノ。

僕も少しだけフライヤーを配ってみます。

あっという間に売り切れてしまいました。

漢字のデザインは自然と目を引きます。この少年達は早速バッグに貼ってくれました。

左端の彼は日本に一年間留学していたらしくとても日本語が上手。写真では見えづらいですが日本語で「原発止め」と書いてくれています。

かわいらしい手作りの風力発電帽子です。

みんな様々なスタイルで気軽にデモに参加。

奥に見えるのは戦勝記念塔。ベルリンの女神も見守っています。

ステッカー一つとっても色んな使い方がありますね。

さっき配ったフライヤーを使ってくれている人も。ちなみにこの人だけじゃなく日本語のプラカードをちらほらと見ました。

ゴールはメルケルさんのCDU(ドイツキリスト教民主同盟)本部前。この日の為に大掛かりなステージを建てています。日本では考えられない!?

「メルケルさん、食事に招待しますよ!」

ステージ上ではコンサート。たまたま友達が演奏しててびっくり。

かなりの人数が集っています。

家族で手作りというのも結構多いです。「電気は原子力無くても大丈夫!」

こう見てみるとデモというよりは野外フェスという感じですね。雰囲気もすごく平和的。

最後に本日のベスト・キャラ。
脱原発は日本を含め一つの国だけの問題ではあり得ず、国境を越えた連帯は必ず実を結ぶと思います。現在「脱原発ポスター展」を運営していますが、今私達がこの企画を使って出来る事と言えば日本国内の表現と海外の表現の橋渡しでしょうか。そういう訳で海外在住の方からのデモ・レポートもお待ちしてます!!(脱原発ポスター展事務局ブログにアップしたものを転載しました。)
「脱原発ポスター展」遂に始動しました!現在サイト上にて作品募集中です。
被災地の復興と自然エネルギー社会への希望を込めて、あなたの声をポスターにして伝えてみませんか?
「自然エネルギー」や「電力自由化脱原発」の他、脱原発・エネルギー・シフトに関するテーマなら表現手法は問いません。もちろんプロ・アマ関係無し。
脱原発の動きどんどん広げていきましょう!
nonukeart.org

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脱原発意志表示用グラフィック作りました。
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(非営利に限る)
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